生活に馴染む器とはこういう物なのかな、と思いました。
昨日は寒空の中、福井県越前町へ作家さんにお会いしに行きました。
夫婦で作陶されている土本 訓寛(どもと みちひろ)さんと久美子さん。
各々作品も手掛けられていますがご夫婦合作の作品にとても惹かれました。
訓寛さんが形を作られて久美子さんが象がん(簡単にいうと土の表面を削って凹ませ、その凹んだ所に違う色の土を刷り込み模様にする技法)で模様を作られます。
中国や韓国のモチーフを元に少しオリエンタルな雰囲気もありながら柔らかく大らかで可愛らしいお二人の雰囲気そのもの。お茶もお二人の作品で頂いたのですがお茶の温かさやその温かさが手に伝わる感じが特別であり毎日の生活に密着するようなこれこそ馴染む器なのではないかなぁと感じたのです。
小皿とお湯呑みと蕎麦猪口を少しだけではありますが頂いてきたので本日よりミズタマ舎に並んでおります。土本さんの器は少しずつ並んでいくと思いますのでまたチェックして下さいね。
可愛らしく手に馴染む器たち是非手に取ってみて下さいませ。
posted:
2017/10/31 Writter:
ミズタマ舎